韓国から新感覚のスマートウォッチが登場しました。今回は文字盤にある「点」で時刻などの情報を教えてくれる「ドットウォッチ」について徹底解説します。視覚障がい者向けに作られたものですが、点字が分からなくても使える画期的な時計です。
目次
視覚障がい者向け”Dot Watch”は新感覚の腕時計
韓国発のドットウォッチは目の不自由な方へ向けて開発された、新感覚のスマートウォッチです。
今回は「点」で時刻などの情報を教えてくれるドットウォッチの魅力やスペックを徹底解説します。
現在、クラウドファンディングサイトMakuakeでは、限定早割29,900円(税込)でドットウォッチを販売しています。
また公式サイトでもドットウォッチの性能や使い方をチェックできます。
点字で時刻を読む”ドットウォッチ”とは?
ここからは画期的なスマートウォッチ「ドットウォッチ」の魅力や機能を紹介します。
24個のピンが時刻や通知をお知らせ
ドットウォッチは4つのセル(24個のピン)を文字盤に搭載、点字で時刻をお知らせするスマートウォッチです。
4つのセルの下には左右それぞれにタッチセンサーがあり、24個のピンの浮き上がりで時刻確認や電話やメッセージの着信を知ることができます。
また「点字モード」から「触覚モード」へと切り替えると、点字が分からなくても使えるスマートウォッチに変化します。
「触覚モード」は24個のピンの浮き上がりを数えることで時刻確認や通知機能、ストップウォッチ機能などが使えます。
- 時刻・日付確認
- ストップウォッチ
- タイマー
- 電話受信
- アラーム
- スマホを探す
ドットウォッチは選択ボタン、リューズ、ホームボタンを押すだけで6つの機能が使えます。
ボタンを押すだけで音声での時刻確認、携帯電話に登録した発信者の名前や電話番号の表示などができます。
電車や公共施設など音を出しにくい場でも手軽に情報を確認することが可能となり、日常生活のクオリティーが格段にアップするでしょう。
またスマホが見当たらないときは選択ボタンとホームボタンを同時に押すと、スマホが振動しながらアラーム音を鳴らして位置を知らせてくれるのでストレスもかかりません。
「ifデザインアワード」「Spike Asia」など多くのデザインアワードで高く評価され、2018年にはHACK OSAKA 2018の”Hack Award 2018 Gold Prize”を受賞しました。
世界中で輝かしい成果を上げており、日本国内の認知度もさらに上がっています。
数々の輝かしいデザイン賞を受賞している点字スマートウォッチは、高い社会貢献性を感じる優れた腕時計です。
「選択ボタン」「リューズ」「ホームボタン」を押すだけで簡単に時刻の確認、電話やメッセージの通知機能などが使えます。
文字盤にある24個のピンを点字のように読み取る「点字モード」と、点字を読めなくても使える「触覚モード」があるので誰でも気軽に愛用できます。
約5日間持続するバッテリーは、スマートウォッチの中でも高性能といえます。
一部のAndroid端末では動作しない可能性もあるため、製品スペックをよく確認しましょう。
価格(Makuake) | 29,900円(税込) |
ケース径/厚 | 43mm/12.5mm |
素材 | ケース:アルミニウムスチール/ベルト:マグネット |
プラットフォーム | 無線MCU |
Bluetooth | LE4.2 |
CPU | 32bit ARM Cortex M4F |
バッテリー | リチウムポリマー380mAh |
重さ | 27g |
Dot Watchはメーカーの思いが込められた腕時計
本記事で紹介したドットウォッチは、視覚障がいを持った多くの人たちが楽に情報を得られる世界になってほしい、というメーカーの願いが込められています。
ユニバーサルデザインの世界を目指し、革新的な技術開発をしている人たちの思いが詰まった腕時計です。
ぜひドットウォッチの魅力を手元で実感してみましょう。
現在クラウドファンディングサイトMakuakeでは、限定早割で予約受付中です。
人目を惹くデザインのドットウォッチで、豊かな生活を送りませんか?
Rich-Watch編集部
2021年2月10日調査